富山県知事選挙の自民党推薦者決定について思うこと

昨日、新聞報道の通り秋の県知事選の自民推薦候補者が石井知事に正式に決まりました。
私は、新田さんを支持するものでありましたが県連自民党で決定した限りは、その結果を謙虚に受け止めていく所存です。

一昨日、石井知事、新田さんの県政にかける思いや県政の課題とその解決への道筋などの一端を聞かせて頂きました。

正直申し上げて政策的課題はお二人でそう差は感じませんでした。地方創生の加速推進、DXデジタルトランスフォーメーション向けた社会づくり等に富山県が先進的に取り組んでいくというものでした。

中々、違いを見出すのは難しかったのですが、あえて感想を申し上げるとすると流石に石井知事はこれまでの16年間の足跡を簡潔に纏められ、新人議員の私にとっても勉強になるものでありました。今後の4年間はこれまでの実績に基づき確実に成果をあげてくと、まさしく湯水のごとく言葉が溢れ次なる意欲と覚悟を感じました。
議会でもよく石井知事が分厚い資料に常にチェックを入れ目を通しておられる光景をよく拝見します。まさにこれまでみを削って県政に向き合ってこられたのだと。そして、その気力体力には感心させられるところです。

片や新田さんは、新人。緊張感が漂っておられました。ご自身のプロフィールなど紹介されるところから入られました。拝聴しながら、23年前のナホトカ号重油回収の時を思い出しました。
私もボランティアとして参加しましたが新田さんもボランティアで参加。私達より率先して新田さんは、暗くなるまで寒くて重くて終わりの見えない作業を黙々と続けておられました。
私は、その光景が今でも脳裏から離れません。その純粋な奉仕する人間性に惹かれた瞬間でした。しかし残念ながら、その様な人間性は10分のスピーチの言葉では通じないだろうなとも思いました。

どちらも覚悟をもって選挙選に挑む姿は尊敬するところです。
石井知事は知事というハードワークに5期目、多選という非難があると言う事も承知しながら決心された覚悟は、かくすればかくなるものと知りながらという一説を彷彿しました。

しかし、私にとっては新田さんの覚悟こそ、男の覚悟を感じていました。今までの経済界でのキャリアを全て捨てまで選挙にうってでる覚悟。新田さんは家族と一緒に居を構え、知事になろうがなるまいが富山から離れる事が出来ません。墓まで富山です。

デジタルの時代だからこそ民の竈を思い描けるリーダー、そして覚悟の軽重こそが自分の物差しでありました。

長文になり申し訳ありませんでした。
何故に新田さんを支持したのかという思いの丈までには至りませんが、一端を述べさせて頂きました。

次代のリーダー、しっかりと判断しましょう❗️