「多事総論」を考える

「多事総論」を考える

この言葉は、ご存じのように福沢諭吉の文明論之概略で出てくる。一般的には、世論の形成には大いに自由な議論を積み重ねていく事が大事であると言う意味であると思う。しかし、一方では自由、自由で野放しにすると沢山の事について争いごとが起こるだけで収拾がつかなくなる恐れがある。何か大事なものをお互いしっかりと確認しなければ、バチャバチャな多事争論となるので気をつけれという意味でもある。大事の際、多事争論とならいように気をつけたいと思う。